ごきげんよう、ことりです🤗
新宿に用事があって行きました。
そしたら、こんなお店が。
大塚家具さんです。
大セールをすべく建物を借りたようです。
大処分市
処分…
何だか悲しい気持ちになりました。
とても先行き心配です。
大塚家具さんといえばz
わたしのタンスを買ったお店です。
結婚する際、わたしの母親が
「嫁入り道具を…」といい、
大塚家具有明センターに17年前行ったのです。
わたしは乗り気ではありませんでした。
もったいない。安物で自分は十分だ、と。
タンスは特に欲しくないものでした。
- 捨てるとき面倒だし、
- 大きいし、
- 場所を取る
そう、思いませんか。
大塚家具有明センターに行ったら
30くらいの女性店員さんが案内に付いてくれました。
とにかく広くて、目的地まで遠い。
タンス売り場に来ました。
店員さんが
すすめてくれたものがありました。
でも、
パッ、と振り返った時
輝きを放っているタンスがありました✨✨✨
なんて素敵な!
「お母さん、わたしこれが欲しい。
他のものは何もいらない」と
言った自分に驚きました。
店員さんは、焦っていました。
「こちらは当店で一番品質の高いタンスです。
宮大工さんが、暇なときに作ってくださったものです」
と説明してくれました。
宮大工が暇⁈
それはいけない。
なんて、宝の持ち腐れ。
ますます欲しくなりましたが、
金額をみたらお目👀が飛び出ました。
でも、次の瞬間
「わたしは着物入れはほぼ要らないので
着物をしまう部分を半分にして
お値段を安くしてもらえないでしょうか?
今時、こんなにたくさんのスペースに入れるだけの着物を持っている人は
いないです」との言葉が口をついて出て
自分で自分に驚きました。
この提案は必ず通る、デザインもそのほうがいいと
珍しく根拠のない自信がわきました。
店員さんが交渉してくださり、
随分安くしていただけ、
お迎えすることができました。
10年後に再び大塚家具さんに行ったら、
展示品がわたしのと同じものになっていました。
着物をしまう部分が半分に。
お値段はわたしのと同じでした。
まだ、売れているんだ!!と、
とても感激しました😚
最近、わたしのお気に入りのクリーニング店が閉店しました。
そしてわたしのブログの読者登録してくださっている人の
記事を見てはっとしました。
良い服は虫にやられるのです。
着物はしまってから、一度もタンスから出していなかったのです。
これには訳があり、長くなるので端折ります。
はじめて
あの着物どうなってるだろう…と
もう、、
恐る恐るあけて取り出して確認してみました。
樟脳もろくにかえたことがないんです。
隅々まで確認しました。
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虫食いゼロ‥!!
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カシミヤその他セーターもみました。
すべて無事でした。
とても気を付けて自分で管理してきたつもりでしたが
それ以上に
宮大工さんの手仕事にわたしの服が守られていた事実に
感激しました。
このタンスは、引き出しを開けて閉めると隣の引き出しがふわっと開きます。
物をそれなりに入れてしまえば開くことはありません。
この
「ふわっと」の感じは
知っている人はとても重要なこととすぐにわかることだと思います。
わかってもらえるか、心配になりました。
この感覚は、がま口が
「ぱちん」と小気味いい音を立てて締まるような心地よさと同じです。
釘や、レールは入っていません。
ALL木材。100%。
合板も入っていません。
木材プリントではない。
youtubeで探してみましたが
見つかりませんでした。
わたしは一体何やってるんだろう。
わたしは本当に良いものを残したい。
残らさせたい。
知ってもらいたいです🎵
まとめ
物も人も
本当に良いものかはすぐにはわかりません。
でも
虫食いが一着もないのはすごすぎる。
17年目の真実
宮大工さんの手仕事は一生もの!
わたしより、長生きするでしょう。
一生分の収納器具代、クリーニング代の
浮いた分、満足度、木目と曲線美
考えますと。。
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これは非常にお得です👀
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流石、匠の技に敬服します。
これからも大事にします。
一生懸命作ってくださった宮大工さんが
今もしあわせでありますように!
しあわせが広がりますように。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます
💖わたしも誰かを応援しています💖